そもそもデザインが浮かぶ人は自分で作る
蕎麦強化週間?
正直思いつきで言っただけです。
人をそれはネタ切れと言う。
タイトル通りのお話。
こんなデザインが良い!
ってはっきり言えるくらいデザインの知識がある人は自分で作る。
もしくは何か良いデザインを他で見付けてそれを取り入れたい人ですね。
自分がこの仕事する前。
デザイナーに仕事を頼む場面というのがほぼ無かったんです。
何故か。
どういった時に、どういったモノの、どういったデザインを頼んで良いのか分からないからです。
モノを買う、頼むという時には前提として「買いたい」「頼みたい」という初期衝動が無ければ進みません。
暑い!→部屋を涼しくしたい→クーラーを買おう
掃除機の吸引力が落ちてきた→新しいのを買おう
といった感じで。
じゃあデザインにおける頼む前提の初期衝動って何なのか。
人によって違う、というのが本当のところなんですが、共通して言えるのは
「他よりも良いモノが欲しい」
じゃないかな、と思います。
でもこれって、あまりに漠然とし過ぎていてどうやって頼むのかも、自分が本当に欲しいのは何なのかも分からないんですよね。
さっきの掃除機の話だと、新しい掃除機を買う時の基準は安さ、性能、使用者の評価、見た目等々、人それぞれ。
デザインとなるとその人の好みによって変わるし、何よりデザイナーによって出来上がるモノは全く違う。
だからこそ頼みづらいんですよね。
こんな頼み方でも良いんですよ、という例で言えば。
「なんか売り上げ上がるもの作りたい!」
「○○するんだけど、目立つことしたい!」
って感じで、抽象的な頼み方でも良いんです。
確かにこっちもかなり頭を悩ませますけど…。
それでも職種やその人の持つイメージから、製作する商品を提案する事は出来ます。
たとえば。
名刺って持つ人の性格が出るよね - カタナデザイン|北海道釧路・札幌のデザイン事務所
こちらで紹介したシンプル系の名刺。
こちらですね。
こちらの株式会社ANTRY様は、新規開業をするとのことで、はじめは名刺のみの注文だったんです。
けれど製作していくうちに「もしかして新規開業に必要なものが他にもあるんじゃなかろうか?」って思ったわけです。
そこで社名入りのクリアファイルや社印と、色々とお話をさせていただいた結果
封筒が必要だ、となって製作したわけです。
もしかしたらこれは特殊な例なのかもしれない。
けれど、もしかしたらこれは多くの「何か必要な気がするけど何か分からない」の気持ちを実践した例なのかもしれない。
いつもと違う真面目な記事になっちゃったけど、結論は
もっと漠然としたテキトーな依頼でも何かを作りたいって気持ち一つでデザインって出来るんだよ!
でした。
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