実際に頼んだらどうなるのよ?
昨日の続きと言えば続きのお話。
昨日はこちらから
漠然としたイメージで頼んで良いのは分かった。
じゃあ作りたいモノは決まってるけど自分の中にイメージが湧かない人はどうするのか?
昨日の株式会社ANTRY様の場合。
ロゴマークは出来上がっていたけれど、それがお客様の中でいまいちピンと来ないという話だったんです。
そこで、ロゴマークの手直しをする仕事がありました。
その製作過程が、ちょうど良い例になりそうなのでご紹介。
こんな感じでいくつか製作例を出します。
これは実は「これが良い!」って選んでもらうものでは無いんですよ。
「これは違う!」っていう、自分に合わないものを選んでもらうためなんです。
もちろん「これが良い!」ってものがあればそれが一番なんですけど。
やっぱり人のイメージというのは簡単にはつかめないですからね。
そして同時に、こっちも選んでもらいます。
フォントはめちゃくちゃ重要です。
めっちゃ可愛い丸文字で「恐怖の心霊映像」なんて書かれたら怖くないでしょ?
フォントは会社のイメージを固めるために一番大事な部分と言っても良いレベル。
そして「これは違う!」を選び続けると、不思議と自分の中のイメージが具体的に浮かんでくるんです。
そこから「こんなのはある?出来る?」に変わっていくんです。
そのイメージを固めていった結果生まれるのが
これなわけですね。
色んな料理を食べていると自分の好きな味が何か分かってくるのと同じです。
作りたいモノのイメージはないけど作りたいモノが何か決まってる。
そんな人も、頼んでやり取りをしていく内にイメージが生まれてくるもんだよ。
というお話でした。
※あくまで例として出しただけで、株式会社ANTRY様が作るモノのイメージが湧いていなかったわけではないです。
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