釧路は蕎麦の街、らしい
タイトルに「らしい」とか書いておきながら文中で断言しちゃうアレやります。
「あっ、SNSでよく拡散されてる記事に多いあの書き方だ!」ってなるアレです。
そう考えると拡散される記事って情報の提示→検証→結論が多いから論文に近い。
また一つ真理に近付いた気分。
蕎麦の街といって思い浮かべる場所はどこでしょう?
蕎麦の産地として有名な埼玉県・秩父
同じく蕎麦の産地、さらに麺としての蕎麦(蕎麦切り)発祥の地とされている長野県
そして何より江戸蕎麦、東京
この三つですかね。
他にも兵庫の出石そば、岩手のわんこそば、京都の丹波そばとか色々ありますけど、蕎麦に対する情熱を語ると長編三部作くらいになってしまうのでここでは割愛。
長野と埼玉は蕎麦の産地なので蕎麦の街となった。
対して東京は物流の拠点として…ってだけじゃないんですよね。
深大寺蕎麦といって、調布市周辺で蕎麦が栽培されているんです。
ブランド蕎麦の一つです。
昭和から増えていった東京の蕎麦屋。
良い蕎麦種、蕎麦粉を仕入れる時代になっていきます。
寒暖の差が激しい土地で育てた蕎麦は美味い。
ということで、北海道の蕎麦が脚光を浴びるわけです。
さぁ。
長々と蕎麦の話をしてきましたが、やっとここで本題。
元々檜山管内のにしん蕎麦が有名だった北海道。
釧路管内は?というと…
ここで開発・栽培されたキタノマシュウという蕎麦がかなり評価が高い。
東京の老舗蕎麦屋も仕入れているとか。
釧路管内産の蕎麦は美味い。
だったら当然釧路の蕎麦も美味いわけで。
そもそも釧路の蕎麦って130年以上の歴史があるんですよ。
その釧路蕎麦の歴史を汲んだ蕎麦屋がこちら。
北大通東家様。
ここに載ってる貴美せいろ、ミシュランでビブグルマンに選ばれたとか。
…ビブグルマンってなんぞ?
調べてみたら、「3,500円以下で楽しめるミシュラン調査員お勧めのお店」だそうな。
これ、簡単に言ってしまえば「コスパ良くてうめぇ!」って評価ですよね。
蕎麦屋で蕎麦を肴に酒を呑むって…なんかこう…オトナ!ですよね。
そしてもちろん。
ここで紹介した北大通東家様の観光パンフレットはカタナデザイン製作。
そうですよ。
案の定宣伝ですよ。
いや、宣伝とか関係無しに、ここの蕎麦美味いんですよ。
なにより、パンフレットの中にある夜営業限定の晩酌セットが最高なんですよ。
蕎麦の実が練り込まれた焼き味噌は香ばしくて日本酒との相性が最高。
だし巻き玉子はフワッフワで、もう箸で持ち上げるだけで幸せな気分になります。
天ぷらはもうアレですよ。
蕎麦屋の天ぷらってだけで分かるでしょ!?
メインの手打ち蕎麦は言わずもがなの美味さ。
そして何よりラスト。
そば団子!
外側はサクッとして、中はモチッ!トロッ!
その軽く柔らかい食感にかけられた、特製の黒蜜と餡子!
甘いもの好きとしては、これメインでも良いレベルで美味しい。
いやもう正直カタナデザインとか関係無い。
釧路に来たら北大通東家の晩酌セットを食べろ!
絶対後悔しない。
そして実際に行ったら「カタナデザインの石田って人が絶賛してて…」とか言って?
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